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これがW杯予選! 各地で巻き起こる“アップセット” [スポーツ]

波乱の幕開けとなったW杯アジア二次予選




FIFAランク154位のシンガポールに対し

52位の日本は圧倒的有利という見方が強かったが、

終わってみればスコアレスドロー。

格下相手にアップセットを許してしまった。




だが、アップセットを起こしたのはシンガポールだけではない。

二次予選では格下と見られていたチームが続々と波乱を巻き起こしている。




173位トルクメニスタンはホームで

アジア最高の41位を誇るイランに引き分けまで持ち込んだ。

立ちあがり早々に先制点を許してしまったが、

前半アディショナルタイムに同点に追いつき、後半は守り切った。




しかし、太平洋に浮かぶ小さな島ではさらに大きなサプライズが起こっていた。

躍進を続ける174位のグアム代表だ。

初戦のトルクメニスタン戦を相手のオウンゴールで1-0の勝利。




続く16日のインド戦では、

ホームスタジアムのナショナル・トレーニングセンターに3000人以上の観客が詰めかける中、

2-0と試合を有利に進め、終了間際に一点差に詰め寄られたものの、

見事2-1で勝利を収めた。




世界第2位の人口を持つインドは12億2000万人。

一方のグアムはわずか16万人。

なんと人口比で約1:7500という圧倒的な差を吹き飛ばして見せた。

見事な2連勝でグループDに首位にも躍り出た。




ちなみに人口5万人余りのフェロー諸島がギリシャを撃破して話題になったが、

これでも人口比は1:220程度。今回のグアム代表の勝利はその30倍以上となる差であった。




日本代表の次の相手は2連敗中の178位カンボジア代表だ。

本来の実力を考えれば有利なことは間違いないが、

シンガポールやグアムのように「絶対に波乱がない」とは限らない。




悪い流れを断ち切るためにも、格下とはいえ日本はしっかり勝ちきるよう注意したい。

タグ:サッカー

日本痛恨のドロー発進! W杯アジア二次予選 [スポーツ]

波乱の幕開けとなったW杯アジア二次予選。




ハリルホジッチ監督は会見で

「この試合には罠が仕掛けられていると思っている。相手を過小評価してはいけない」

と語ったが、まんまと罠にかかってしまった。




ボールは保持できる。

シュートもバンバン打てる。

カウンターはケアできてる。

でもゴールは割れない。




確かに相手キーパーがよかったのは認めます。

GKイズワンは元FW出身だそうで

シュートのコースやタイミングを読むのに長けているのかもしれません。




試合後には

「日本のクラブからオファーが届けば検討したい。もちろん日本でプレーできれば成長できる」

とJリーグへのセールストークをする一幕も

まぁ本人にとっても会心のプレーだったのでしょう。




FIFAランキング154位のシンガポールにとって、

約100位も順位の違う日本相手の引き分けは

大きな一歩でしょう。




またしても突きつけられた課題

自陣に引いた相手をどう崩すか。

アジアレベルでも大きな問題となってきました。

(W杯のギリシャにも苦戦してましたし)




現在の日本代表が「縦に早いサッカー」を目指すのなら

技術やフィジカルで劣る相手は

ゴール前や裏のスペースを消すため

シンガポールのように自陣に人数をかけるのは当然でしょう。




ゴール前を固める相手に有効なのはサイド攻撃ですが

これもサイドバックを含めた3~4人くらいでの連動した動きやパスが必要です。

メッシやクリロナのような強烈な個人技があれば別ですが

(酒井や太田のクロスはアーリも含め高い質とは言えませんでした)




高い質でクロスを上げたところで、

固めたゴール前にさらに日本選手が中に3~4も入ってきて

スペースがない中で打つものだから、

キーパー正面だったり、威力が弱かったりすることもありました。

(これで行くならパワープレイが得意な豊田などを招集すべき)




宇佐美や香川などドリブルも期待されたが、

これだけスペースを消され、ブロックされたら

手こずるに決まっています。




ハリルホジッチは試合前

「罠というのは、相手を過小評価し、集中と丁寧さに欠けるということだ。」と語った。




確かにパスなどの丁寧さには疑問の残るシーンもあった。

ただ、相手を見下した集中をかくシーンはほぼなかったように思う。




もしかしら、これからのアジア予選の戦いで重要なことは

状況に応じて攻め方やシステムを変える臨機応変さなのかもしれない。




サイドチェンジやオーバーラップ、ゴール前へのマイナスのボールなど

「横に早いサッカー」を期待したい。

タグ:サッカー

CMで話題沸騰!! “BUYMA” [ショッピング]

昨日の代表の対シンガポール戦、

がっかりされた方もさぞかし多かったでしょう。




28本のシュートを浴びせながらも、ゴールは0

サッカーは数字じゃないってつくづく思い知らされました。




さて我らが日本は当初の目的が果たせませんでしたが、

代表とは対照的にCM効果で急上昇したものがあります。




それが今回取り上げる「BUYMA(バイマ)」です。

私はハーフタイム時、あのゴリ押しCMラッシュに触発され

検索した経緯で知りました。

(特に又吉さんが意外に様になっていて、思わす見入っちゃいました)




「誰かのマネをしない女のコが一番かわいい」

小嶋陽菜がかわいらしい水着姿で視線を釘付けにすると




「キッズ服を現地価格で買える」と二児の母でありモデルの

清原亜希が子役を抱え、素敵な笑顔を見せる。




アパレルブランドのディレクターの顔を持ち、

その独自のライフスタイルが注目されている梨花が

「世界中から欲しいものを買える」と白のバックを肩に掛けると




小説『火花』を発表した、お笑い芸人ピース又吉が

「10代の頃、憧れたけど手が届かなかったあのスニーカー。

今、ぼくがはいたとしたら、あの頃のぼくは、何と言うだろう」

と憧れのスニーカーを履き、座り込んでいる。






さてこのBUYMA、今までのネットショッピングサイトとは

大きく違う点があります。

それは世界中のパーソナルショッパーが出品をしていることです。




公式サイトによると

欧米では職業として「パーソナル ショッパー」が根付いているそうです。




お客様の趣向や、購入の目的に合わせ、

自身のセンスと経験を駆使して

最適な商品セレクトや、

満足のいくお買い物体験をサポートしていくお仕事みたいです。




簡単にまとめると

世界中の出品者があなたの代わりにお買い物をして

希望の商品を届けてくれる素敵なサイトですね。




口コミを拝見したところ、

商品の梱包に難があるケースもあるみたいで

そこは注意すべきでしょう。




現在BUYMAでは

18日午前2時までの限定で”SORRYクーポン”を配布しています。

(梱包の件は関係ありません)




実はサッカーのCM時、アクセス集中による通信障害が発生してしまい

こちらのお詫びの気持ちとして急きょ決まったようです。

(私もこれにはまいっちゃいましたね)




それだけ印象的なCMでしたね。

ネット上でも話題になってます。




20日からはサマーセールが始まり、最大80%オフとの大盤振る舞いで

またアクセスが集まりそうですね。

ようこそ、わが家へ 感想(ネタバレ注意) [ドラマ]

ついに昨日、最終回を迎えた月9異色のホームドラマ。


初回からずーと放送欠かさず見てました。
今期の連ドラはこれしか見てません。それくらいハマってたなぁー


ドラマは結構、役者さん目当てで選びがちになるんだけど、
「ようこそ、わが家へ」は、原作の池井戸潤さんということで
要チェックしてました。(やっぱり半沢の次ということで期待もありました)



誰が犯人か?推理するのが考えだしたら止まらないんですよね。
それで当たったら、謎の優越感に浸るというww
(個人的には大学の友達が名無しさんだと当てたのは、最高に爽快感ありましたね)



主犯格は面割れしてない奴というありきたりな結末で
若干拍子抜け感は否めなかったけど、(最初、赤崎?誰って感じだったよ)
名前も知らない奴から攻撃されるという点は
ドラマの主旨貫いたなぁと思いました。
(しかし、猿之助引っ張り出してくるとはびっくりしました。誰かの友情出演とか?)




家族や周りの人々の「秘密」が次々と明らかになっていくのも面白かったですね。
個人的にプライベートでも、家族の思わぬ秘密を知ってしまったこともあり、
他人事には思えませんでしたね。



人間だれしも人には見せない顔の一つや二つくらいありますよね。
それが程度の問題なだけで、
そうやって家族や社会と帳尻合わせて付き合っていく。
そんなところがリアルに描けていたと思います。

GIANT KILLING 373話 [マンガ]

日本vsウルグアイの親善試合。




前回のワールドカップで活躍した

ウルグアイの超新星、二十歳のアルバロが

日本に牙を剥く!!





スーパープレーを近くで見て、観客も盛り上がる。

花森は敵国の選手のプレーで、日本人の観客が喜ぶのが許せないご様子。





お返しとばかり、今度は花森がボールを持ちウルグアイゴールに迫る。

ドリブルで持ちあがり、DFの間を通して、桐生にラストパスを出す。





桐生いい位置でシュートを放つも、

ここはキーパーに止められる。






逆襲、今度はウルグアイのカウンター。

サイドをアルバロが駆け上がり、

中のガルシアにピンポイントパス。






ニアに走りこんできたガルシアが、意表をつくダイレクトで決める

ディフェンス陣はガルシアとの駆け引きで、逆をとられた形。

ウルグアイ先制。






気持ちを切り替えようと声をかける星野。

しかし、そんなディフェンス陣に城島がモノ申す。






城島「W杯の再現でもしようってのか?軽いんだよ」










予想通り先制された日本。

正直、ゼロで勝つのは難しいと思ってました。

ここからが本当の勝負でしょう。




しかし、花森はキャラ立ちすぎですww

真剣勝負の中でも、しっかりと笑いを提供してくれる貴重な存在ですね。

(だれがモデルかも気になるところ)





世界を知る男、城島がチームメイトにどんな言葉をかけるのか

注目ですね。

タグ:GIANT KILLING

グラゼニ 東京ドーム編 34話 上司と部下 [マンガ]

杉浦アナが、電車の中で辺見の言葉を思い出す。




先発で活躍した辺見さんは大事に扱われたが、

今や、監督候補として名が挙がってる。





一方、リリーフの父は球団からぞんざいに扱われ、

今は3歳年下の監督の運転手。





振り返れば父が選手の時の監督は、

3期連続で優勝を逃しており、追い込まれていた。

そこで、しわ寄せが父に行き、つぶされてしまった。







そして凡田は古巣ともめて日本を飛び出し、

アメリカでダメだったのをモップスが拾った。




こういう選手は使い潰していいリストのナンバー1に位置づけされているかもしれない。

だが、辺見は凡田はつぶしてはいけない選手だと考えている。






杉浦アナが凡田の取材に訪れる。

凡田、杉浦アナが杉浦投手の娘だと知り、

「プロ野球選手の子供」ってどういう感じなのかを尋ねる。





今度子供が生まれてくるので、その辺が気になる凡田。

凡田は子供が大きくなるまで活躍したいと考えているが、

実際にその頃には、ボロボロのロートルだから

子供が学校でいじめられないか心配している。





今後は杉浦アナが質問。

今の凡田の状況が、30歳で使い潰された父と似ており

他人事とは思えないと。





凡田、自分はその時の杉浦投手ほど頑張ってないので、

大丈夫だという。





杉浦アナ、帰りに父と会う。

辺見が娘にいろいろ言っており、

凡田に関して、自分から鈴木監督に何か進言するように

願ってるかもしれない。





また辺見が監督になった時には

ピッチングコーチにと言ってくれている。




しかし今、自分がつかえているのは鈴木監督であり、

組織人である自分は、鈴木に進言することはできないと娘に言う。





杉浦は鈴木監督の思ったようにやればいいと考えているし、

凡田も、自分のようにヤワではないと考えている。





神宮でのスパイダース3連戦。

モップスは見事に3連勝する。




凡田は3連投。

またも合計で7イニングスも投げる。





結果、ついにモップスが首位を奪還、

2位のワイルドワンズと2ゲーム差になる










凡田は大丈夫といっていますが、

この連投が何週も続くとなると、そうはいかなくなりますね。




しかし、中継ぎはホント割が悪い仕事です。

試合中に何十球も投げて肩作らないといけないし、

先発のように休み、登板と予定が立たないから、

シビアな調整力が必要です。




昔、大魔神の横浜時代、ブルペンでの調整の様子を

TVで見ましたが、張り詰めた空気感が印象的でした。

次行く予定が、追いつかれてお流れになったり、




自分の一球で、チームの勝敗が決まるあの緊張感を

何十試合もこなすなんて、相当な精神力がなきゃ務まりません。




先発と違って、狙えるタイトル限られる、

おまけに査定は低めと来てます。




っとちょっと脱線しましたが

凡田がいい球いってるときは、「残り全部投げろ」と

馬車馬の如く働く。

だめな時は、呼ばれない、敗戦処理。




ラクな仕事じゃないってつくづく思いました。

タグ:グラゼニ

グラゼニ 東京ドーム編 33話 ナマ臭い話 [マンガ]

逸見がテレビ局を歩いていると、自分の噂話が聞こえてくる

「来年のモップスの監督は逸見さんだって…」

その噂話が聞こえ、思わず引き返す逸見。



逸見が大学時代の友人と食事をしている。

ここでも、モップスの監督の話が出て、

そこから逸見の経歴の話になる。




逸見は大卒で150勝。

36歳で引退したので、単純計算年10勝。

最後の年は、なんとか150勝という肩書を得るためだけに

やっていたので、褒められたものではないが、




149勝と150勝では、野球人としては大きな違いになる。

逸見もその辺を考えて、なんとか150勝をとったのだった。




来年53歳の逸見、モップスのオファーが来るとしたらギリギリの年。

もしできるなら自分が監督をやりたい。

監督をやった時のためにも、鈴木監督に凡田をつぶしてほしくないと考えている。




マンションにいる凡田。

左ひじに違和感を感じたが、今は落ち着いている様子。

三連戦の最終日に投げなかったのがよかったのか?




杉浦邸。

ユキコが、鈴木監督の運転手であり、凡田と似た境遇にあい、

つぶされてしまった父に、逸見の意見を言う。




杉浦父の過去。

杉浦は逸見と同じ年にモップスに入ったが、

逸見は先発、杉浦はリリーフになった。



杉浦はいい投手だったが、

球団としてはリリーフよりも先発を大切にするため、

逸見の方が評価が高かった。




そして、あのシーズンの話。

その年の監督は3シーズン連続で優勝を逃していた。



そこで、どうしても優勝したいと考えた当時の監督は

8月の時点で最も調子のよかった杉浦を

馬車馬のように働かせた。




その年、モップスは優勝するが、

杉浦はつぶされてしまったのだった。



杉浦はリリーフ投手として、栄光も悲哀も知っているし、

今のモップス監督の、鈴木監督もその様子を間近で見ていた。



だから逸見は杉浦から鈴木監督に頼むように願っているが、

その話を娘のユキコが父にするが、

杉浦「お父さんは上司に対して意見するようなことはできない」






杉浦さんはつらいですね。

今はつぶされた人の“部下”で

本当は凡田を助けたいけど、難しいねこれは。



凡田自信がケガの可能性に気付いて、

監督に直談判するしかないのかな?

なんか雲行きが怪しくなってまいりましたw

タグ:グラゼニ

キングダム 第434話 敗北の巨星 [マンガ]

秦国の将来を決める咸陽の攻防戦は大王派に軍配が上がる。
咸陽の報を待つ雍は緊張に包まれていた。


政、瑠衣は戦いの報せを待っている。
瑠衣は疲れているのか建物の縁に顔を伏せている。


そこに咸陽から呂不韋陣営の伝令が現れる。
伝令は咸陽の戦いに決着がついたので報告すると発言する。


そこに居た政、瑠衣、呂不韋、李斯、蔡沢、太后の六人は
一言も喋ることなく、伝令の次の言葉を待った。


「毐国軍の反乱は失敗!
咸陽は落ちず。反乱軍は敗れ北道を敗走中とのことです」
一同に目を見開く。


そこに大王側の伝令も現れる。
政は「勝報は聞いた、咸陽の様子は?」と即座に尋ねる。


伝令は「反乱軍は咸陽内にまで侵入、城内の民、家屋にも相当な被害が出た模様で、
さらに敵は後宮にまで押し寄せたものの、御子様方の扶蘇様、麗様並びに后の方々も
皆様全員無事であります」と報告をした。


すると太后は突然に伝令の胸元を掴み、
「嫪毐はどうなった」と問いただした。


伝令は「反乱首謀者嫪毐は討ち取られた報告はなく、
恐らく反乱軍と共に北道を敗走していると思われます」と答える。


すると太后は首が絞まり気絶しそうになった伝令を離し
その言葉に絶望し膝から崩れ落ち、その場に座り込んだ。


そして呂不韋が口を開く。
政に対し、よもやそちらが表に出るとはとつぶやき、
「大王、結果はともかくようやく決着がつきましたな」と言うと
政は「ああそうだな」と返す。
呂不韋は「そうか、この儂が負けたのか・・・」と初めて負けたことを認識し、
「いや・・・正に完敗だ」とつぶやいた。


後日敗走した反乱軍は函谷関を抜けた所で桓騎軍とぶつかり、
散々に粉砕されたのであった。
そして生け捕られた嫪毐は咸陽へと送られ、そこで太后と再会するのであった。







ついにリョフイとの権力争いにも終止符が打たれました。
昌平君が大王側についたのは誤算だったと思いますが、
リョフイでは心の内までは読めなかったでしょう。


やはり「中華統一」という夢を描く政に共鳴したのは、
「必然」だったといえると思います。


残った四柱(とくに蒙武)がどうするのかが注目になりますね。
昌文君は長年にわたる政への忠義が報われて本当によかったです。


これで国内で中華統一を邪魔するものはいなくなりましたし、
名実ともに政をトップに据えた新体制で
統一に向かって突き進んでほしいと思います。

タグ:キングダム

キーワードは「1992」 日本代表 イラクに4-0で大勝!! [スポーツ]

いやーあっさり勝ちましたね日本代表!
アジアカップベスト4のあのイラク正直このスコアは予想外でしたww


観戦後にこんなにスカッとした気分になった代表戦は、
2011年8月10日の日本×韓国以来かな?


いつも日韓戦は総力戦となり、負けて悔しい思いをしたり、
なんとか勝っても強烈なタックルくらってケガ人出ちゃったり、
とにかく後味がよろしくない「No,thank you.」な試合が多いんだよね。


それを本田や香川の欧州メンツで3-0で勝っちゃったあの「圧倒感」は最高だった!
やっとアジアを卒業して、世界と戦えるレベルまで来たなと。
W杯はコテンパンにやられちゃったけどねw(まぁ大会前から批判もあったし想定内)


先のアジアカップは周知の通りベスト8。「努力賞」という名の惨敗。
おまけにFIFAはジャック・ ワーナーFIFA元副会長が起訴され、
汚職まみれの体制を世間に晒し、なにかと暗い話題が続いたサッカー界。


そんな状況で迎えた2015/6/11のイラク戦。
アジアの立ち位置、実力を推し量るには格好の相手でした。


そりゃ、不安材料はありましたよ。
あいかわらず、GK川島の判断や飛び出しは危なっかしい
酒井はクロス雑だし、香川だってパっとしない
長谷部は次のW杯は年だし、変えがきく選手いるの?とかね。


おまけにこの日のイラクはアジア杯ベスト4の時とは別のチームだっだしね。
プレスは遅いし、カウンターも怖くない。
選手も限定招集で手抜き感あったし、遠征で疲れもあったかもしれない。


でも日本代表はよくやったと称えたい思います。
イラクは調整不足だったけど、若手とベテランうまく融合して前半で勝負決めたし、
なんだかんだ守備もゼロで、相手から崩されたシーンはほとんどなかった。


特に若手の成長を感じたゲームでした。
2010のW杯、岡田監督が中村俊から本田をチームの中心に据えてベスト16になったように
強くなるチームには若手の押し上げ、台頭が必ず起こります。


そこで注目したいのは、この3選手たち。
宇佐美、武藤、柴崎
そして、この3人を結ぶキーワードが「1992」です。


3人にはある“共通点”があります。
それは生まれた年が同じこと、
そう、奇しくも1992年にこの御三方は誕生してます。(ゆとり世代になるのかな?)


ハリルJAPANに変わり、スタメンにも名を連ねるようになりました。
そこで宇佐美、武藤、柴崎を掘り下げていきたいと思います。



宇佐美 貴史(うさみ たかし、1992年5月6日生)
京都府長岡京市出身
小4から卒業するまで長岡京サッカースポーツ少年団で
毎年約200点、合計600点以上のゴールを叩きだし、
地元では天才少年として知れ渡っていました。

ガンバ大阪のトップチームにクラブ史上初となる高校2年次での飛び級で昇格
17歳14日でG大阪史上最年少デビュー記録をを果たし、後半19分に公式戦初得点も記録
2004年に森本貴幸が記録した高校生Jリーガーのシーズン最多得点(4得点)を更新する7得点を挙げ、G大阪は初となるJリーグベストヤングプレーヤー賞(新人王)を受賞

このえげつない逸材にあのビッククラブが動きだします。
2011年6月27日、ドイツ・ブンデスリーガの名門バイエルン・ミュンヘンへの完全移籍のオプション付きとなる1年間の期限付き移籍が決定!!
日本のサッカー界に衝撃が走ります。

12月7日のUEFAチャンピオンズリーググループリーグ最終戦マンチェスター・シティ戦では
日本人最年少となるCL初出場を果たし、決勝のチェルシー戦では、日本人初のCL決勝ベンチ入り。
この時,宇佐美はまだ19歳! この年齢で世界の最高峰を経験します。
(いやー改めてみると、すげー経歴だわw)

各年代の日本代表チームで中心選手として、
2007年の豊田国際ユースサッカー大会や2009年のコパ・チーバスなど
数多くの大会で得点王や最優秀選手を獲得しました。
この世代には宇佐美を始め、宮吉拓実、高木善朗、宮市亮、柴崎岳
といった逸材が揃っていることから、「プラチナ世代」と呼ばれています。



武藤 嘉紀(むとう よしのり、1992年7月15日生)
東京都世田谷区出身
小学校4年時よりFC東京のスクールへも通い始める。

2008年よりU-15からU-18へ昇格。
脚力とフィジカルの強さを買われ、U-18ではサイドバックも経験しました。

2011年からのトップチーム昇格を打診されていたが、
「今、プロの世界に飛び込んでもやっていけない」
という判断のもと、慶應義塾大学経済学部への進学を選択しました。
(武藤はこの頃から冷静ですね。さすがチェルシーを蹴っただけありますw)

大学では2013年3月に行われたデンソーカップチャレンジサッカーで、
関東大学選抜Aとして出場し、2年生で唯一ベストイレブンに選出。
同月の全日本大学選抜にも選出されています。

そして2014年からFC東京へ正式に加入、在学のままプロ契約を結びます。
同年J1第1節柏戦で長友佑都以来のFC東京における新人選手の開幕戦先発を果たすと
順調にゴールを重ね、渡邉千真が持つ新人最多記録の13得点を記録。
新人としては小野伸二、中澤佑二に次いで史上3人目となるJリーグベストイレブンを受賞した。

城彰二以来史上二人目の快挙となるJ1デビューから2年連続で10得点を挙げ、
ついに今年の5月30日、ドイツ・ブンデスリーガの1.FSVマインツ05への移籍を発表しました。
(プラチナ世代にはくくられていませんでしたが、着実にステップアップしてますね。)

日本代表では2014年9月、キリンチャレンジカップ2014に招集され、
5日のウルグアイ戦で国際Aマッチ初出場を果たし、同月9日のベネズエラ戦で初得点を決めました。



柴崎 岳(しばさき がく、1992年5月28日生)
青森県上北郡野辺地町出身
地元の野辺地SSSへ参加し、サッカーを始める。
小学6年の時に県大会優勝に貢献するなど、この頃から県内では名が知られていた。

ちなみに青森山田高校サッカー部の黒田剛監督は
「一人だけ次元が違った。小学生なのにあれだけ周りが見えていて、
プレーに変化をつけることが出来る」と、出会った当時の印象を語っています。

青森山田高校に入学すると1年生にして、チームの司令塔として背番号10を背負う(すごいなw)
2010年、2年生の時には1学年先輩とボランチを組み、
第88回全国高等学校サッカー選手権大会で準優勝の成績を収めた。
大会後、高校2年生の時点で鹿島アントラーズと仮契約し、2011年1月19日に正式契約を交わした。

2011年10月9日、ナビスコカップ準決勝の名古屋グランパス戦で公式戦初得点を挙げ、
決勝までの3試合全てで延長120分をスタメンフル出場しました。
(ルーキーなのに欠かせないチームに存在ですね)

2012年11月3日、ナビスコカップ決勝の清水エスパルス戦で2得点を挙げる活躍を見せ、
鹿島のナビスコカップ連覇に貢献し、最優秀選手賞を受賞。
12月にはJリーグアウォーズにてベストヤングプレーヤー賞を受賞した。
(この時の行った柴崎のスピーチはファンの間では有名です。)

2014年9月16日には、8月のJ1月間MVPを受賞。
12月9日のJリーグアウォーズで、Jリーグベストイレブンを初受賞。

代表でも2009年11月にU-17日本代表としてFIFA U-17ワールドカップで背番号10を背負ったり、
2014年9月9日、ベネズエラ戦で日本代表デビューを果たし、代表初得点も決めました。
(このあたりは知っている人も多いと思います。)



っと長々と三選手の美談を並べましたが、
それくらいこの選手達には期待してます。
間違いなくこれからは代表の攻撃を担っていくはずです。

しかしこうしてまとめますと
たどっている道は違っても、しっかりと日本代表として
キャリアを積んできてますね。


16日のシンガポール戦も期待しています。


P.S.
原口!フル代表初ゴールおめでとう!
タグ:サッカー
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