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キングダム 第434話 敗北の巨星 [マンガ]

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秦国の将来を決める咸陽の攻防戦は大王派に軍配が上がる。
咸陽の報を待つ雍は緊張に包まれていた。


政、瑠衣は戦いの報せを待っている。
瑠衣は疲れているのか建物の縁に顔を伏せている。


そこに咸陽から呂不韋陣営の伝令が現れる。
伝令は咸陽の戦いに決着がついたので報告すると発言する。


そこに居た政、瑠衣、呂不韋、李斯、蔡沢、太后の六人は
一言も喋ることなく、伝令の次の言葉を待った。


「毐国軍の反乱は失敗!
咸陽は落ちず。反乱軍は敗れ北道を敗走中とのことです」
一同に目を見開く。


そこに大王側の伝令も現れる。
政は「勝報は聞いた、咸陽の様子は?」と即座に尋ねる。


伝令は「反乱軍は咸陽内にまで侵入、城内の民、家屋にも相当な被害が出た模様で、
さらに敵は後宮にまで押し寄せたものの、御子様方の扶蘇様、麗様並びに后の方々も
皆様全員無事であります」と報告をした。


すると太后は突然に伝令の胸元を掴み、
「嫪毐はどうなった」と問いただした。


伝令は「反乱首謀者嫪毐は討ち取られた報告はなく、
恐らく反乱軍と共に北道を敗走していると思われます」と答える。


すると太后は首が絞まり気絶しそうになった伝令を離し
その言葉に絶望し膝から崩れ落ち、その場に座り込んだ。


そして呂不韋が口を開く。
政に対し、よもやそちらが表に出るとはとつぶやき、
「大王、結果はともかくようやく決着がつきましたな」と言うと
政は「ああそうだな」と返す。
呂不韋は「そうか、この儂が負けたのか・・・」と初めて負けたことを認識し、
「いや・・・正に完敗だ」とつぶやいた。


後日敗走した反乱軍は函谷関を抜けた所で桓騎軍とぶつかり、
散々に粉砕されたのであった。
そして生け捕られた嫪毐は咸陽へと送られ、そこで太后と再会するのであった。







ついにリョフイとの権力争いにも終止符が打たれました。
昌平君が大王側についたのは誤算だったと思いますが、
リョフイでは心の内までは読めなかったでしょう。


やはり「中華統一」という夢を描く政に共鳴したのは、
「必然」だったといえると思います。


残った四柱(とくに蒙武)がどうするのかが注目になりますね。
昌文君は長年にわたる政への忠義が報われて本当によかったです。


これで国内で中華統一を邪魔するものはいなくなりましたし、
名実ともに政をトップに据えた新体制で
統一に向かって突き進んでほしいと思います。

タグ:キングダム
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